貴方と、同じ褥の中。 肌を重ね、抱き合い、眠る―― 抱き合った肌から伝わるぬくもりに、 いっそこのまま、1つになれば、 そうすれば、淋しい夜を過ごすこともないのに、って……。 月明かりの夜に、 ふと目覚めて見上げると、 貴方の眠る顔。 静かに眠るその顔に、 そう、願った――